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プロジェクターの選び方・設置ガイド

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プロジェクターは、デジリハの映像を壁などに投影するための機器です。このページでは、設置場所の種類・プロジェクターの選び方(標準焦点/短焦点)・設置方法・よくある質問をまとめています。

プロジェクターを設置する場所

デジリハを利用する際のプロジェクターの設置場所は、主に ①台などへの据え置き②スタンドへの設置③天吊り④壁掛け の4種類があります(③・④は設置工事が必要です)。

▼ プロジェクターの設置タイプ(4種類)
プロジェクターの設置タイプ4種類:①据え置き ②スタンド ③天吊り ④壁掛け

設置場所によって影の映り込み具合が変わり、利用者のプレイのしやすさや満足度に差が生じます。基本的に ①<②<③<④ の順に影の映り込みが少なくなります。

プロジェクターの選定(標準焦点・短焦点)

プロジェクターは一般的に「標準焦点」と「短焦点(超短焦点を含む)」の2種類があります。標準焦点プロジェクターは遠い距離(2〜4m以上)から投影し、短焦点プロジェクターは短い距離(0.5〜1.5m)で大画面投影が可能です。

デジリハでは、投影面の明るさや斜めからの投影のための台形補正などの機能、コスト面を考慮し、セイコーエプソン株式会社のプロジェクターを推奨しています。標準焦点プロジェクターの推奨機種の一例は EB-W06/EB-E01/EB-W50/EB-FH08 です(※廃盤になっている場合があります)。短焦点プロジェクターは天吊り・壁掛けの場合に推奨です。

台形補正とは?
投影面に対して斜めに設置された際に生じる台形型の歪みを、長方形に補正する機能です。斜めから投影する場合に、この機能が役立ちます。

標準焦点プロジェクターの設置

1)台などへの据え置き設置の場合
標準焦点プロジェクターをテーブル等に設置する際は、影が映りこみにくい斜め後ろの高い位置からの投影を推奨します。利用者の真後ろからの投影は影ができやすいため、プロジェクターの台形補正をうまく使って斜め後ろから投影すると影が軽減されます。

▼ 据え置き設置:投影位置と影の比較
据え置き設置の投影位置と影の比較:真後ろからは影ができやすく、台形補正で斜め後ろから投影すると影が軽減

2)スタンド等を使う場合
スタンド等を使うことで、より高い位置から投影でき、さらに影を軽減できます。プロジェクター用スタンドを利用する方法や、高い棚・ラック等の上に設置する方法があります。プロジェクター用ラックや壁付け用シェルフ等も市販されていますので、機種や施設にあったものを選んでください。標準焦点プロジェクターの天吊り設置も可能です。

▼ スタンド・ラックを使った設置例
スタンドやラックを使った設置例:プロジェクター用スタンド、高い棚やラックの上への設置

短焦点プロジェクターの設置

短焦点プロジェクターを天吊り・壁掛け施工することで、影の発生を効果的に軽減できます。デジリハ利用の場合、短焦点は壁正面への投影になるため、基本的に台形補正を必要としません(そのため、セイコーエプソン以外のメーカーのプロジェクターでも設置事例があります)。

施工にあたっての事前確認
天吊りか壁掛けか、施工が可能か(施設所有者の許可)、天井や壁の強度が十分か等の事前確認が必要です。また、デジリハ利用者の身長に応じた投影面の位置設定も検討してください。事前に弊社や施工業者と打ち合わせのうえ施工してください。

1)天吊り施工
投影距離は1〜1.5m程度(超単焦点の場合は0.5mほど)。天吊り器具や設置位置、角度調整等が必要です。影が映りこみにくくなります。※標準焦点プロジェクターも天吊り施工できますが、投影距離が遠いため、単焦点より影の映り込みが多くなります。

▼ 天吊り施工のイメージ/設置事例(九州医療スポーツ専門学校)
短焦点プロジェクターの天吊り施工イメージと設置事例
設置事例:九州医療スポーツ専門学校(北九州)
プロジェクターを天吊りし、HOKUYOセンサーを壁に設置。プロジェクター配線(HDMI)とHOKUYO配線(LAN)は天井内を這わせてパソコン位置まで引き回し。それぞれの電源は電源タップにまとめ、電源位置にコンセントを配置しています。

2)壁掛け施工
投影距離は0.5mほど。設置位置等の各種調整が必要です。ほぼ影が映りこまなくなります。

▼ 壁掛け施工のイメージ/設置事例(えすく笠松)
短焦点プロジェクターの壁掛け施工イメージと設置事例
設置事例:児童発達支援・放課後等デイサービス えすく笠松(岐阜)
壁掛けプロジェクターとHOKUYOセンサーを3面に設置。床にはプレイマットを設置。同時に複数のアプリがプレイでき、影の影響がほとんどなく没入感のあるプレイを楽しむことができます。

標準焦点と短焦点の比較(メリット・デメリット)

標準焦点プロジェクター(据え置き)短焦点プロジェクター(天吊・壁掛け)
金額概ね10万前後概ね20万前後〜
メリット・価格が安い
・据え置きだと移動できる(持ち運びが可能)
・影ができにくいのでデジリハプレイの満足度があがる
・配線もスッキリ
・固定されるためキャリブレーション精度が高くなる
デメリット・影ができやすい
・設置位置がずれるとキャリブレーションがずれる
・配線が床にあるので邪魔
・標準焦点より価格が高い
・天吊りや壁掛け工事が必要
・一度設置すると移動できない

よくある質問(Q&A)

Q. プロジェクターの明るさはどのくらい必要ですか?

A. 少し明るい状態でも見えるように、3,000ルーメン以上を推奨しています。特に日当たりが良い部屋や白い壁でない場合は、より高いルーメン数の機種を推奨します。

Q. 机等への据え置きと天吊り・壁掛け、どちらがいいですか?

A. 利用場所を移動する可能性があるなら据え置きが便利です。ただし、その都度、映像位置やキャリブレーション設定が必要になり、影も入りやすくなります。常設利用なら、天吊りや壁掛けにすることで、影の発生や配線トラブルの防止につながります。

Q. 白い壁じゃなくても投影できますか?

A. はい、可能です。ただし色付きや柄付きの壁だと映像が見えにくくなります。施設の壁が投影にあわない場合は、壁張りスクリーンやマグネットスクリーンの活用も可能です。ホワイトボードを使ったり、コンパネ等をDIYしてデジリハ専用壁にしている事例もあります。

Q. プロジェクターの音が小さい/出ない時はどうすればいいですか?

A. ほとんどのプロジェクターには内蔵スピーカーがありますが小音量です(スピーカー機能がない機種もあります)。投影画面より背後にあるプロジェクターやパソコンの音に興味をひかれる方もいらっしゃいますので、必要に応じて外部スピーカーやBluetoothスピーカーを接続し、映像前方等の適切な位置に設置してください。

Q. プロジェクターを設置できない場合はどうすればいいですか?

A. 施設によってはプロジェクターを設置できない場合もあります。その場合、タッチパネルディスプレイを活用いただくことで、HOKUYOアプリがHOKUYOセンサーなしでもお使いいただけます。

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